カロリーよりも太りやすい物って知ってますか?|みやざき整骨院
2022/05/24
今月のマメ知識です
カロリーが高いと太りやすいと考えるのは間違っています
日差しが少しずつ強くなり、薄着の季節がやってきますね。体型が気になるこの時期にダイエットを試みて、まず気を付けるのは食べ物のカロリー表示ですよね。カロリーが高いと太りやすいと言うイメージがあると思いますが、実はもっと重要なポイントがあります。それは糖質の量です。糖質を取ると血液中の血糖値が急激に上がり、それが使われずに余ってしまうと脂肪に変換し体に蓄えてしまいます。
糖質とは主に炭水化物で生成され、1日に摂取・吸収・消化できる量は約300g(ご飯だとお茶碗3杯ぐらい)と言われています。かつ丼は約900キロカロリーで、角砂糖として計算すると実に42個分にもなります。ちょっとショックですね。でも約30個程度はお米が占めているのでお肉が太る原因ではなく、むしろご飯やパンなどの炭水化物のようです。ですが、炭水化物も人間にとって大事な3代栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)の一つで、炭水化物は体を動かす時にエネルギーとして1番早く使われる栄養素なので、全く食べないのはお勧めしません。出来れば、食べた量と質を調整しながら好きな食べ物を食べましょう。
1日に必要な摂取カロリーは個人差もありますが、約2000カロリーぐらいなのでそれを超えないように上手くコントールして食べれば、基本的に太ることはないはずです。もしくは1週間単位で食べ物を調整してください。あとは基礎代謝があがるように運動やストレッチ・筋力アップは大事だと思います。
もう一つの太る原因は脳からの命令です。野生の動物は生きるために食べるので、太っている動物はほとんどいないと思いますが、人間はいつしか「美味しいものを食べたい」と思うようになってしまい、美味いと感じた食べ物を脳がインプットして、また食べたいと指令が出るようになります。たばこやアルコールを摂取している方は、同じような感覚を感じたことがあると思います。生きるため以外に必要以上な量を取ってしまえば、いつしか体に悪い影響がでてしまいます。
世の中にはスイーツやメガ盛りなどなど美味しいものにあふれていますが、自分の体と対話をして、無理なく食べる物をコントロールして健康的な身体作りを目指しましょう。