体の不思議知っていますか?|みやざき整骨院
2022/06/28
今月のマメ知識です
~体の不思議3選~
◎悲しいと涙が出るのはなぜ?
涙の役割を知っていますか?一つは目から乾燥を防ぎ保護するためで、もう一つは感情に合わせてストレスを発散させるためなんです。
泣いた後には気持ちが軽く感じたりしますよね!実際に泣いている人の心拍数を調査してみると副交感神経が優位になり、脳と体がリラックスした状態に切り替わったらしいです。もちろん笑い泣きや怒って泣く事もストレスと関係していますので、泣くと言うのはとても大切です。そして普段の生活の中で、副交感神経優位に持って行くのに数分から数時間かけているのですが、泣くと言う行為は、ほんの一瞬でリラックス状態に持って行くことが出来るとても優れものなんです。最近泣いてないなと思う方は、感動体験をして心と体のリラクゼーションをする事をおすすめします♪
◎鼻をつまむと味がわからなくなるのなぜ?
甘いや辛い、苦いなどは舌が感じていますが、食べ物の判別は鼻の奥にある臭球と言う細胞が脳に伝えています。匂いは危険を察知するのにも大切で、腐敗臭や刺激臭を感じとり食べて良いか判断してから、口に入れ旨味を味わって脳で総合的に感じ取っているので、匂いがないと曖昧な味で終わってしまいます。ちなみに臭球は約500万個ですが、犬は約2億個といわれています。人間もその昔はもっと匂いを感じ取れていたはずなのですが、だんだんと落ちてしまっています。せめて美味しい食事前に匂いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
◎なんで痛みって出るの?
転んで足を捻った!立ち上がりに腰が痛くなる、パソコン作業のやり過ぎで頭痛が止まらないなど、痛みは様々な症状があります。この痛みがなくなればと思いますが、大怪我や火傷をしても気づかず動いてしまうなんて考えたら怖い話ですね。痛みは体の異常や危険を伝えるサインです。一般的に痛みは体性痛と内臓痛に分かれ、体性痛は皮膚・筋肉・骨・関節などから痛みを発します。捻挫、ぎっくり腰など痛みの場所が明確なのが特徴です。内臓痛は痛みの場所がぼんやりしています。胃痛や胸痛などになります。内臓痛は痛みが出始めると治療をしないと落ち着くことはほとんどありませんが、体性痛は痛みをほっとくと脳から痛みを出すサインを閉じてしまい、痛みを感じにくくなってしまう事があります。そうなってからの治療は時間がかかってしまいます。早めの対応と痛みのサインを見逃さずに気をつけてください。
以上体の不思議3選でした。皆さんの体はとても緻密で繊細に出来ていて、目に見えませんがわずかな時間でたいへんな作業を繰り返し、正常な状態を保っています。自分の体を大切に痛みの出にくくする努力も忘れないようにしましょう。