神経って働き者って知ってますか？｜みやざき整骨院

たまに肘をぶつけると電気が走ったような痛みを感じたことはありますか？あれは骨が痛みを感じているのではなく、肘の皮膚に近い「尺骨神経」に刺激が加わり発している物です。その神経は触った物の情報（暑さ・寒さ・形）を脳に伝えたり、筋肉を動かす事にも関わっています。

たった小指を動かすだけでも人間の意志（小指を曲げたい）などの指令を脳から脊髄神経に伝わり、腕神経叢と言う腕の神経の入りそこから尺骨神経に分かれ小指の筋肉に伝わり、はじめて小指が曲がります。それを電気信号で瞬時に伝え、様々な動きを精密に行える人間てものすごいと思いませんか？

その神経でよく運動神経が良い悪いなどの話がありますが、上手に動ける人は小さい時から体をより多く動かして、神経伝達が鋭くなっているからです。基本的に皆さん同じように運動神経は持っているので、後は頑張り次第でいくらでも体は変わってくれますよ。

他にも匂いを嗅ぐ・物の味を感じる・見る・聞く・息をする・心拍数をコントロールする・内臓を働かせる・ホルモンバランス整える・寝る時間やご飯の時間を伝えるなど、ありとあらゆる所に神経は働いていて、それらを一手にまとめているのが脳になります。当たり前のように体を動かして仕事や運動・勉強・遊びなどをしていますが、脳が正常に働いて調整をしているからこそ出来ています。

ストレスや寝不足・食事や運動の偏りは大切な脳にとっても天敵です。簡単な対処としては、疲れすぎにならないように適度の休憩は体や心だけではなく、脳にも良い影響があります。1日のどこかで10分～20分程度休憩を行い、目を閉じて体や脳を休ませリフレッシュしましょう。ほんの少しですが年間単位で考えたら10分の休憩でも、3650分も多く脳を休ませた事になります。これだけでもなんか健康になって長生き出来そうな気がしませんか？健康を維持することはとても大変です。体の中と外どちらも元気でいられるように出来ることから始めましょう。