お尻が体を支えているって知ってますか？｜みやざき整骨院

人間は、お尻の力の進化によって、立ったり動く事が出来るのって知っていますか？

お尻は、大・中・小3つの殿筋（でんきん）と呼ばれる筋で、目に見えるお尻の主要部分は、大殿筋と呼ばれる筋肉です。大殿筋は、広い範囲の筋肉を支え、体の姿勢を安定させたり、3つの筋肉により骨盤を正しい位置に維持しながら、お尻から太ももにかけてを、関節を自由に曲げ伸ばす時に使われています。

立った時に足にかかる体重を支えて姿勢を保ったり、走る時に上半身が左右に揺れないように、体のバランスを取る助けをしていて歩いたり、階段を登ったり、蹴ったりといった動作のほとんどは、お尻の筋肉が行っています。長い時間にわたって二足歩行ができるのは、哺乳類では人間だけです。

そのお尻の筋肉が、コロナ禍によって仕事やプライベートで行動の制限が重なり、だいぶ弱ってきている方が、多くなっているように感じます。下半身の筋力低下は、腰に負担を与えたり、姿勢が乱れてしまったり、血液循環の低下による冷え性や、病気へのリスクも高くなる原因になりますので、皆さん気をつけてください。

お尻を伸ばすストレッチやウォーキング・ジョギング・スクワットなどで筋肉をしっかりとほぐしておきましょう！