口から健康になろう|みやざき整骨院
2023/09/12
今月のマメ知識です
口から健康になりましょう。
日頃から、体を動かす事にほぼ無意識で行っていると思います。口の動きも同じですが、色々な機能を複雑に使っていています。大きく分けると4つの機能があります。
・食べる
食べるためには、噛む力と口を閉じる力・物を喉に送り込む力を同時に使っています。飲み込む際には、息を一瞬止めて食道に流し込むので、切り替えも瞬時に行っています。
・呼吸する
呼吸と食事は連動している事があり、暑い食べ物が口に入ると噛むのと冷ますので息を吐きます。また、運動の量によって空気を取り込む・吐き出すなども喉と口が連動して行っています。
・話す
会話をする時は、舌・ほほ・唇・喉の筋肉を使い分け言葉を作ります。「た」と「だ」ほとんど同じ動きですが、精密に使い発音の違いが生まれます。
・表情をつくる
表情の印象は顔全体になりますが、「嬉しい」「悲しい」などの喜怒哀楽は口周りの動きが重要になってきますね。
更に口の中の唾液には、たくさんの役割を担っています。
◎口に入れた物を湿らし、かたまりにする
◎食べ物の味を下で感じやすくする
◎食べながら口の中を洗浄する
◎食べ物を分解し糖を作る手助けをする
◎口の中や歯を菌から守る
◎歯がもろくならないようにPHのバランスをとる
◎歯の生成を助ける
◎発がん性物質を抑える
など本当にたくさんの役割を果たしています。もし口の中の状態が悪くなり、虫歯や歯周病になり菌が血管内に侵入しますと糖尿病・動脈硬化・認知症・脳卒中・心筋梗塞などにも発展する恐れがあります。そうならない為にも、歯磨きやうがい等のケアをこまめに行って下さい。ちなみに雑菌が一番多い状態は寝起きだそうです。おすすめは朝食前に歯磨きをすることで、食事と一緒に菌を体内に入れずに済みます。また、食後すぐに歯磨きは唾液のよる口の中と歯のコーティング作用が減ってしまうので、30分以上経ってからが良いそうです。今年も食欲の秋が少しづつ近づいていますね。美味しい食事と、口の中を清潔に保ち健康増進を目指しましょう。