自律神経の乱れ 仕組みと対処方法|埼玉県春日部市武里にあるみやざき整骨院
2023/09/25
自律神経とは?
自律神経とは体の中にある神経系の一つで、自分の意思とは関係なく働いて、常に体調のバランスを維持するのに深くか関わっています。体温・呼吸・発汗・食べ物の消化・生命の維持も、自律神経の働きが必要となっています。
◎交感神経
交感神経とは、日中起きている時や緊張や興奮している時に使っています。
運動している時は、心拍数を上げて酸素をより多く取り込んだり、汗をだして体温調整をしたり、喉の渇きを訴えたりするのも交感神経の働きによるものです。
◎副交感神経
副交感神経は、逆にリラックスしている時や寝ている時に使われています。
休んでいる時は、多くの酸素を必要としないので呼吸は深く遅くなり、心臓はもゆっくり動くために血圧が下がります。
よく眠れるように瞳孔を狭くしたり、寝ている際に目が乾かないように涙を分泌したり、胃腸を活発化させ栄養の吸収や排せつを促します。
自律神経は、交感神経と副交感神経の二つがお互いにバランスを取りながら、健康を維持しています。
自律神経の乱れる原因と症状は?
自律神経は常にバランスを保ち、体の状態に合わせて交感神経と副交感神経を切り替えています。しかし、なんらかの原因でそのバランスが乱れてしまう事があります。主に考えられるのが・・・
・家庭や職場、学校など環境によるストレス
ストレスは、体にとって異常事態と思われ、交感神経が過敏になります。慢性的になってしまうと、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
・不規則な生活リズム
人間は地球の自転に合わせ、24時間で生活のリズムを刻んでいます。昼夜逆転や徹夜・寝不足が続くと、体が活動と睡眠の判断が出来なくなり乱れてしまいます。
・季節の変化
ちょうど今みたいな季節の移り変わりは、暑いと寒いがコロコロ変わることで、体に負担がかかります。まして今年の猛暑は、皆さん苦労したと思います。季節による疲労の蓄積が、乱れる原因でもあります。
・ホルモンの乱れ
ホルモンと自律神経は密接に関係していて、特に女性は月経周期によってバランスをとるのが難しいですね。男性もストレスによって、ホルモンが乱れる場合があるそうです。年齢や体力も関わってきます。
個人差はありますが、長期的に不規則な状態が続くことで体に不快な症状が出てきます。
考えられる症状は・・・
不眠・疲労感・頭痛・肩こり・動悸(どうき)・息切れ・胃痛・下痢・便秘などです。はっきりと自律神経が乱れていると自分自身では感じにくいので、何かに当てはまったり不安なことがありましたら、一度検査をするのを考えて下さい。早い段階で診療を行った方が良いと思います。
自律神経の整える方法
自律神経の乱れを整えるのに、大切なのはストレス対策です。いつの間にか溜めてしまっているストレスに、習慣的な発散が上回っていれば、バランスが崩れることはありません。自分に合った対策を考えましょう。
◎深呼吸をして呼吸を整える。10秒間隔で呼吸をする事でリラックス効果(副交感神経)を引き出そう。
◎体を動かす。ストレッチやウォーキングなどで全身に血液を循環させストレス発散しよう。
◎カフェインの摂り過ぎに気をつける。1日1~2杯を目安にしよう
◎よく噛んで食べる。噛むことでリラックス効果が生まれます。また胃腸の負担も減り栄養の吸収率も変わります。
◎ぬるま湯につかる。38度前後のぬるま湯に入ることで、ホッと体の切り替えるタイミングを作りましょう。
◎睡眠前にテレビやスマホを見過ぎない。画面に集中してしまうと交感神経が働くので、睡眠の前には出来るだけ控えましょう。
あくまでも個人差があり、何が効果的かはやってみないと分かりません。自分に合っている物を探してみましょう。もし、何をやっても効果が分からないなどお困りの場合は、スーパーライザーという治療器を紹介します。「次の日の朝が楽になった」「寝つきが良くなった」などの良い報告を受けています。