皮膚の知識を知って強くしよう|みやざき整骨院
2024/03/08
今月のマメ知識です
皮膚の知識を知って強くしよう!
皆さんの体を覆っている皮膚は、あって当たり前で体の周りに張り付いているだけだと思っていませんか?皮膚は広げて1枚にするとだいたい畳1枚分の大きさにもなり、色々な機能を備えた体の中で一番大きな臓器なのです。
◎体の外からの刺激(ぶつかる・紫外線・微生物・薬品など)から体を守る保護機能
◎熱さ・寒さを感じ取り体温を調節するのに一役買っている体温調節機能
◎皮膚の下に脂肪を蓄えエネルギー不足を防ぐ貯蓄機能
◎体内のいらなくなった老廃物を汗と共に排出する排泄機能
◎熱い・冷たい・痛い・かゆい・凹凸を感じる知覚機能
◎汗や皮脂を分泌して乾燥や細菌の繁殖を防ぐ分泌機能
この皮脂膜と言われるバリア機能が、肌の保護や水分の蒸発を防ぐフタになってくれています。乱れてしまうと乾燥肌や細菌の増殖・病気の要因となります。
様々な機能を備えた皮膚を少しでも良い状態に保つためには、保湿クリームや化粧水などの外からの補給と食事による中からの補給が大切です。
主に体に必要なビタミンは
ビタミンA・・・乾燥予防になります。ニンジン・小松菜・ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれます。
ビタミンB6・・・皮膚粘膜の維持に必要です。鶏むね肉・イワシ・マグロ・にんにく・サツマイモなどに含まれます。
ビタミンE・・・細胞の酸化防止になります。大豆・ナッツ類・パプリカ・ほうれん草などに含まれます。
必須脂肪酸・・・肌を保護します。体内で作れないので食べて摂取しないといけません。植物性油・ナッツ類・オメガ3脂肪酸などに含まれます。もちろん今回紹介した食べ物は皮膚だけではなく、体に取って必要で大切な栄養素だと思います。積極的に摂取しましょう。
更に昔やられていた方もいると思う乾布摩擦!実は現在も注目されていまして、1日5分を朝晩に1か月行った際に、睡眠効果が上がり健康的になったと言う報告があります。コツは柔らかいタオルで直に擦らなくても構いません。優しく楽に手足を中心にさする事で、リラックス効果が生まれ体の中で好循環が生まれます。
ここ数年は、気候の乱れや病気が頻発しています。対応できるのは自己の基礎体力向上が必要だと感じています。もう一度食事や睡眠などの生活習慣を見直してみてはいかがですか?いつまでも健康的に過ごせる体作りを行いましょう。